伊勢から熊野への歩き旅
「令和の熊野詣」

伊勢から熊野へ向かう熊野古道伊勢路は、古の旅人たちが“よみがえり"を求めて歩いた祈りの道です。
いくつもの峠道を越える厳しい道のりですが、道中には里人たちのもてなしがあり、海・山・川の雄大な自然や熊野の神々が旅人たちを受け入れています。
今では、車が通る新しい道も整備されていますが、峠には昔ながらの石畳道、懐かしさに心安らぐ街並みも残っています。
古の旅人に思いをはせながら、令和の熊野詣にチャレンジしましょう。

熊野古道伊勢路図絵について

イラストマップ熊野古道伊勢路図絵は、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産である熊野参詣道伊勢路をより多くの方々に楽しんでもらおうと、伊勢路ファンの有志(後に「伊勢路イラストマップ探検隊」と称する)が2005年12月から2007年4月にかけて全行程を歩いて調査し、2人のイラストレーターによりまとめられた歩き旅の地図です。その後、2019年に現地調査を行い、改訂しています。
伊勢神宮から熊野三山へと続く熊野古道伊勢路の踏破の参考として活用いただければ幸いです。
それでは、熊野古道伊勢路の旅をどうぞお楽しみください。


伊勢路の各ルート

伊勢市内の伊勢神宮から新宮市内の熊野速玉大社までの熊野古道伊勢路のルート約170kmについて、歩いて旅する視線でまとめてあります。記載している内容は2019年5月時点のものですので、店舗や道などの変更についてはご注意ください。